お母さん必見!水嫌いな子どもに水を飲ませる方法
お水嫌いな子どもは意外と多いですよね。その原因はお水の味の感じ方にあるようです。
お茶や水をあまり与えずに、ジュースや果汁風味のイオン水など、味の濃いものばかりを与えていませんか?実はそれ、子どもがお水を飲んでくれない原因のひとつかもしれません。
子どもの健康のためにも、今日からお水嫌いを克服しましょう!お母さん必見の、水嫌いな子どもにお水を飲ませる方法をご紹介します。
ジュースばかりを飲ませてない?お水嫌いの子どもに多い傾向
お水嫌いの子どもに多く見られる傾向として、ジュースやイオン水など、ある程度味がととのった飲料水を飲ませていることが多いようです。
糖分や塩分を多く含む飲み物はたしかにおいしいですし、野菜ジュースや果汁100%のジュースなどは、体にもさほど悪く感じないようにも思えます。ですがお水やお茶を飲む習慣からはやはり離れてしまいがち。またお茶やお水をおいしいと思えなくなってしまうことも懸念されます。
子どもが喜んで飲んでくれるし、水分も補給できるからいいや!というお母さんも中にはいるかもしれませんが、塩分や糖分は水分補給の速度を遅め、妨げにもなってしまうこともあるためあまりオススメはできません。
ましてや肝機能がまだまだ未熟な子どもですから、できるだけ体に負担のないような水分補給をサポートしてあげたいところです。
そのためには何が何でもお水嫌いを克服させる必要があります。
ジュースを断つためには
家に甘い飲料水やスポーツドリンクが常備してあるというご家庭は、要注意です。
子どもの常用飲料水がジュースやスポーツドリンクになってしまう原因になりますよ。まずは家にお茶やお水しかない環境を作ることも、子どものお水嫌いをなおすきっかけになります。
またスポーツドリンクに関しては、運動や外出した際などの発汗時にはこまめに摂取するなど、飲み方の工夫をするといいでしょう。ちなみに常備するお茶は、カフェインゼロの麦茶がオススメです。
麦茶は赤ちゃんから大人まで飲めるおいしいお茶です。心配な場合は赤ちゃん用の麦茶もたくさん市販されていますので、それらを利用してみてはいかがでしょうか。
子どもの味覚が敏感になっている?お水を嫌がる原因
母乳や粉ミルクの味だけしか知らなかったところから、離乳食をはじめるなどして、月齢と共に食べられるものや飲めるものが増えていきますよね。
そこで育まれるのが“味覚”。
お母さんにとっても、子どもの成長はうれしいものです。しかしおいしいものを与えたい、子どもが喜んで食べてくれる・飲んでくれるものを与えたいという一心から、ジュースやイオン水など味の濃いものなどを与えていると、子どもは舌が喜ぶものとそうでないものを区別するようになります。いわゆる“好き嫌い”ですよね。
味覚が敏感になるがゆえに、お水を嫌がるという子どもも多いのではないでしょうか。
お水の味が口に合わない可能性も!
水道水や天然水、RO水など、お水といっても種類はさまざま。
もしかしたら飲ませているそのお水の味が子どもに合わないことも考えられます。
お水を飲ませる前から嫌がって仕方がないというときは、単にお水が嫌いなのかもしれませんが、“いったんは口に含む”が吐き出してしまうなどの場合は、お水の種類を変えてみるのもいいかもしれません。
市販のミネラルウォーターひとつとっても、硬さや味が異なりますのでいろいろと試してみるといいかもしれませんよ。
子どもがお水をおいしく飲んでくれる方法
子どもがどんな理由でお水を嫌っているにしろ、お水嫌いの原因として共通しているのは“おいしくない”と感じていることではないでしょうか。
大人もおいしくないお水は飲めませんし、できれば飲みたくないですよね。
しかしなんとなく“天然水はおいしい”、“ウォーターサーバーのお水はおいしい”といったイメージにより、お水への抵抗はそこまでないかと思います。
お水嫌いな子どもには、“お水はおいしい”というイメージを持ってもらうことが大事!その方法をいくつかご紹介しますね。
輪切りフルーツを1枚浮かべる
オレンジやキウイなど、輪切りにしたフルーツを“1枚”お水に浮かべてみてはいかがでしょうか。
見た目にも変化をつけることで、お水への意識が変わるかもしれません。かわいらしいストローを差して“フルーツジュース”として提供してみましょう。
フルーツの微量な果汁が、お水の味に爽やかさをプラスしてくれます。フルーツの果汁にも糖分は含まれていますが、市販のジュースに比べればほんの微量です。
お水嫌いを克服する方法として参考にしてみてください。
オリゴ糖を混ぜる
オリゴ糖はヘルシーな糖分で知られ、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えることでも有名ですよね。
甘味を抑えた糖分のため、お水にほんの少し加えて甘みをプラスしてみてはいかがでしょうか。ジュースを常飲していてお水の味が嫌い、という子どもに効果が期待できます。
便秘気味やアトピー体質の子どもにもよいとされていますよ。
入れ物や飲み方を工夫する
水道水からくんだお水をコップに注いで渡すよりも、おしゃれなマグカップや子どもが気に入っている哺乳瓶などに入れて飲ませた方が、視覚からの効果が期待できます。
お料理は見た目で80%味が決まってしまうそう。見た目でまずそうと感じたものは、口に入れてもそう感じてしまうのだそうで…。これはお水も一緒ではないでしょうか。
スーパーなどに売られているお水も、おしゃれなラベルのものはなんだかおいしそうに見えますよね。それと一緒で、おしゃれなラベルに入ったお水をコップに注いで渡してみてはいかがでしょうか。
もちろん、注ぐシーンもきちんと見せることが大切です!またお母さんも一緒においしそうに飲むというのも効果的ですよ。
まとめ
飲み慣れていないものの味を不快に感じてしまうのは大人も子どもも一緒です。
おいしいと感じられるまでは、いろいろな方法でお水を飲ませてみるといいでしょう。またなぜお水が嫌いなのかを探求することも大事ですよね。嫌なものをムリやり押し付けられるのは、子どもにとっても苦痛です。
子どもが喜んでお水を飲んでくれるように、ウォーターサーバーを設置して一緒にお水をくむことを楽しみながら覚えさせたり、天然水のおいしさをお母さんなりに伝えてあげたり、子どもとコミュニケーションをとりながらお水嫌いを克服してみてくださいね。