1日2リットルは本当?年齢別の1日に必要な水分量まとめ
人間の体の約60~65%は水分でできていると言われているだけあり、お水は私たちの体にとって非常に大切なもの。最近では美容や健康維持のために、日常的にお水を飲む習慣をつけている方が増えているようです。
そんなさまざまな面で注目を集めているお水ですが、みなさんは毎日どのくらい飲んでいますか?健康を保つためには自分に適した量を摂取することがポイント。「水は1日2リットル飲むべき」と聞きますが、本当なのでしょうか?今回は、年齢別に1日に必要な水分量をご紹介します。
どうして水分補給が必要なの?
人体の約6割を占めるお水は、血液や細胞をはじめ、骨の中にまで含まれています。そのうちのわずか2%ほどの水分が欠乏してしまっただけで、食欲が無くなったり、意識がぼんやりしたりしてしまうことがあるのだとか。
そして、日常生活において体から排出される水分量は、成人の場合最低でも2.3Lだそうです。500mlのペットボトル約5本分ものお水が無くなってしまうのはびっくりですよね。
主にどのような行動によって水分が失われているのかというと、「皮膚から蒸発する」「呼吸をする」「排せつをする」といったことが挙げられます。
ですから栄養素や代謝物の運搬をスムーズに行うために、常に一定量のお水を体内にとどめておくことが必要になるのです。
年齢別の1日に必要な水分量はどれくらい?
水分不足にならないようにと、何リットルものお水をむやみに摂取するのはよいとは言えません。水分の取りすぎは、胃の機能を低下させて食欲不振や胃もたれを起こしたり、血圧が上昇したりする恐れがあるのです。
そのため1日に必要なお水の量を守ることがポイントになります。そしてその量は年齢や性別、体格によって異なってきます。ここでは年齢別に1日に必要な水分量を表にまとめましたので見ていきましょう。
年齢 | 1日に必要な水分量 |
---|---|
1歳 | 120~135ml×体重 |
6歳 | 90~100ml×体重 |
25歳~55歳 | 35ml×体重 |
56歳~65歳 | 30ml×体重 |
66歳以上 | 25ml×体重 |
これはあくまで目安の必要量になります。食事がとれない時、運動をして汗をかいた時など、普段よりも余分に水分が失われている場合は、その状態に合わせて多めのお水を摂取するようにしましょう。
健康のためには水分を取るタイミングも大切
実は一度にたくさん飲むよりも、タイミングを計ってお水を摂取した方が基礎代謝アップにつながることをご存じでしょうか。
たとえば朝起きた時。寝起きの体は血液の濃度が高く、血管が詰まっている状態です。それにより、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすいといわれています。起床後にはコップ1杯のお水を飲んで血液の流れをよくしてあげましょう。
またダイエット中や食べ過ぎが気になる方は、食事前や小腹がすいた時にお水を飲んでみてください。お水によっておなかが膨れるので、食べる量を抑えられますよ。お水には、血流を改善したり、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病を予防したりする効果もあるので、日常的に飲むことを習慣化していきましょう。
とはいえ毎日となるとたくさんのお水が必要になりますよね。ペットボトルのお水をお店で購入するのが大変という方は、ウォーターサーバーを自宅に導入してみてはいかがでしょうか。
とくにオススメなのが「フレシャスslat(スラット)」。「4段階温度設定」機能が搭載されており、冷水・温水はもちろん、寒い季節にも飲みやすい常温のお水が出せたり、赤ちゃんのミルクづくりにぴったりな70度温度がすぐに使えたりして便利ですよ。
おわりに
私たちが生きる上で欠かせないお水は、年齢や体質によって1日に必要な水分量は異なることがわかりました。
飲み過ぎたり不足したりすると、健康を害する恐れがあるので、自分の目安を知ってタイミングよく水分補給を行いましょう。毎日快適にお水を摂取するために、ぜひウォーターサーバーの購入も視野に入れてみてください。