ウォーターサーバーの電気代とその節約方法について
ウォーターサーバーを使用するにあたって、必要となる経費は「お水代」、「サーバーレンタル代」、「電気代」、この三つが主なものだと思います。お水代やサーバーレンタル代に関しては、メーカー側で設定しているものなので、どうしようもありませんが、唯一節約できるとしたら電気代ですよね。
今回はウォーターサーバーを導入することでかかる電気代と、その節約方法についてお話したいと思います。
電気代ってどのくらいかかるの?
ウォーターサーバーの電気代というのは、メーカーが提示している平均的なものでいうと、600円~1000円ほどです。お水代だけでもおおよそ2500円~3000円ほどかかることを考えると、合計でおよそ4000円弱でしょうか。
意外とバカにならない数字ですよね。少しでも電気代を抑えられれば、それに越したことはありません。
省エネモードが搭載されているか
現在、各メーカーが発表しているウォーターサーバーは数知れません。それぞれに特徴が違い、独自の個性を持ったサーバーが台頭してきています。
その中でも最近になって目立ってきているのが、「省エネモード」という機能です。省エネモードとは、多くの場合ECOモードというボタン切り替え式の機能のことで、サーバーを使わない時間帯は、電気量を何%かカットしてくれるというものです。
またさらに進んだウォーターサーバーになると赤外線光センサーを搭載しているものもあり、お部屋が暗くなると自動的に節電モードに切り替わるという、優れものまで登場してきました。
ウォーターサーバーのこのような進化によって、当初1000円くらいは覚悟しなければならなかった電気代も、700円ほどになるなど、メーカー側も自信を持って節電機能をアピールしています。
ウォーターサーバーを使うことで節約になること
ウォーターサーバーは家電製品です。最低限の電気代がかかってしまうことは致し方ありません。しかしウォーターサーバーを利用することによって、かえって電気代の節約になることもあります。
ペットボトルを冷やすための電気代
ペットボトルで水を購入している場合、普通は買ってきた水を冷蔵庫で冷やします。もちろん冷蔵庫にはさまざまな食材が入っていて、その上でペットボトルもとなると、かなりのスペースを圧迫し、その分電気代も消費してしまうことになります。
ウォーターサーバーを導入することで、常に冷たい水を飲むことが可能になるため、いちいち冷蔵庫を開け閉めする必要もなくなり、節電になります。
水を沸かすための電気代も浮く
ウォーターサーバーの使用用途は飲み水としてだけではなく、お茶やコーヒーを入れる、料理に使うなど幅広いものです。そうなると鍋に火をかけて水を沸かすなどの必要がなくなるため、ガス代の節約につながります。
また電気ポットを使用していた場合なども24時間保温状態にし、再沸騰するなどの機能も使うことを考えると、ウォーターサーバーを常に作動させているのとほぼ同様の電気代がかかると言われています。
そう考えれば、水と湯を両方利用できるウォーターサーバーで電気代を管理することで、かえって費用を安く抑えるも可能になってきます。
温度管理が節約につながる
最後にウォーターサーバーを設置したときに、電気代を少しでも抑える方法についてご紹介したいと思います。
お湯の温度設定を調節する
ウォーターサーバーは電化製品なので、保冷・保温に費やす電気代というのが大きなコストをしめます。たとえばエアコンに置き換えて考えるとわかりやすいと思いますが、冷暖房エアコンの場合、夏場の冷房と冬場の暖房にかかる電気代は同じではありません。
温かいものを生成する暖房の方が電気代はかかるでしょう。ウォーターサーバーも同様で、温水を生成する方に、より電気代が多くかかります。
近頃のサーバーは、お湯の温度を細かく自分で設定することが可能なので、極力温水の温度は低めにするようにしておくと、電気代が節約できます。
設置場所でも温度管理
お湯の温度設定の話ともつながりますが、ウォーターサーバーを設置する場所にもぜひこだわりたいところです。部屋が暑すぎたり、寒すぎたりという環境次第で費やすエネルギーが変わってくるので、設置する場所はなるべく、時間帯による温度差などに左右されないところにするのがベストです。窓際などは、直射日光が当たるため、なるべく避けるほうが得策です。
おわりに
いかがでしたか?今回はウォーターサーバーが持っている節電機能や、利用するにあたっての節約術などをご紹介してきました。少しでも経済的に使用して、納得のいくウォーターライフを送りましょう。