効果てきめん!カルキ臭を抜いて水道水をおいしく飲む簡単な方法
水道水も一手間加えれば、おいしいお水に大変身します。ご家庭でもできる簡単な方法ですので、ぜひお試しください。
水道水はおいしくない!
水道局は日々努力を続け、おいしい水道水を提供できるようがんばっています。しかし、環境汚染などの影響からか水源自体の状態が良くなく、どうしても消毒などをしっかりと行わなくてはいけない状況となっているようです。
殺菌の際に使用される塩素はカルキ臭をもたらします。「水道がまずい!」と感じる大きな原因はこれです。ではこのカルキ臭、どうやったら家庭で取り除けるのでしょうか?
カルキ臭を取り除く方法
以下のような方法を使うことで、ある程度カルキ臭さを取り除けます。効果はさまざまですので、自分に合った方法を見つけてみてください。
- ・一晩寝かせる。
- ・日光を浴びせる
お水をビンやペットボトルなど透明な容器に移してください。そしてよく日のあたる場所に1時間程度置いておきます。こうすることで日光の紫外線により水中の塩素が分解されます。この際、フタをしてしまうとカルキ臭が蒸発しませんので、ガーゼを代わりにするなどして、ホコリをよけてください。
- ・煮沸させる
お水をヤカンに入れ、5~15分程度弱火で煮沸をします。この際ヤカンのフタは開けたままにしておきましょう。塩素以外にも、トリハロメタンやトリクロロエチレンといった有害物質の除去ができます。
- ・レモン汁やお茶の葉
数滴のレモン汁を加えてください。もしくはお茶の葉などでもいいです。カルキ臭が軽減されます。
- ・ミキサーを使う
お水をミキサーに入れて約5間かきまぜます。この際もフタはしないでください。
- ・天然鉱石を使用する
水1割程度の量の天然鉱石(備長炭・竹炭など)を中に入れて、一晩寝かせてください。
- ・内側が素焼きとなっている陶器のカメに保存する
- ・セラミックにつけておく
- ・浄水器の使用
おいしいお水を味わうには
前述した方法を使うと、カルキ臭を薄くできますが、どんな場合でもお水は13~15度くらいまで冷やしておくことが肝心です。とくに一度沸騰したお水は水中に酸素や二酸化炭素はなくなっていますので、冷蔵庫で1時間ほど冷やしさわやかな味を取り戻させてあげましょう。
また長時間使われていなかった場合、最初のお水には注意が必要です。残留塩素が少なくなってしまい、雑菌が繁殖している可能性があります。この場合は、バケツ1杯分程度のお水を出してから、飲用するお水としてください。
おわりに
カルキ臭い、おいしくないと言われる水道水ですが、家庭でもちょっとした工夫でおいしく飲めます。
少し手間と時間が必要ですので、ある程度まとめて行うのがオススメです。