MERCUROPの工場見学に行ってきました!
ウォーターサーバー マーキュロップの富士河口湖工場見学取材
今回は「富士山の天然水」で有名な株式会社マーキュロップの工場へ見学に行ってまいりました!
マーキュロップといえば「富士山で採水標高日本一」をうたっていますが、どんなところにあるのかとても気になりますね。
そんなわれわれウォーターサーバー研究所一行は、吉祥寺から車に乗り込み中央道を使って富士山を目指します。
途中、パーキングエリアで休憩をしつつ、まずやってきたのは河口湖インターチェンジ。富士急ハイランドを横目に見ながら、さらに山奥を目指します。
富士山の麓にある森の中をひたすら進んでいくと見えてきましたマーキュロップの看板!
さっそく、工場の駐車場に車を止めて、付近の写真撮影を開始します。
取材当日はあいにくのお天気で見ることはできませんでしたが、この場所からは富士山の頂を望めます。
とても工場があるような場所とは思えませんよね。
風の音と鳥の鳴き声しかしないような、静かで緑の生い茂る山地。採水標高日本一という環境は、心が安らぎしばらくお昼寝をしたくなるようなリラックスできるところでした。
といっても本当に昼寝をするわけにはいかないので、気を取り直して今回の本題、マーキュロップの工場見学へと向かいます。
看板のあった位置から100mほど歩いたところに工場の入り口があります。
ぱっと見、とても工場とは思えないおしゃれな建物です。焦げ茶色をした屋根が富士山の景観に溶け込んでいて言われなければ何かの工場とは思えないほどです。
玄関は木材と文字であしらったシンプルなデザイン。
シリコンバレーで見られるようなIT系の企業をほうふつとさせますが、れっきとしたウォーターサーバーの会社です。
清潔感だけでなく、ほっとさせてくれるような温かみのあるデザインは人の暮らしを常に見守り続ける会社なんだな、と安心させてくれます。
マーキュロップの水を知る
マーキュロップの工場へ足を踏み入れた一行は最初に工場の説明や水について教えてもらうことになりました。
もちろんウエルカムドリンクはマーキュロップのお水です。
陸路をひたすら走ってきたので、疲れた体にすっとお水が染み渡ります。
こちらは工場の敷地を表した模型図です。
茶色い建物のあるところが、われわれが今いる現在地。こうして見ると小さく見えますが、工場の敷地は本当に広いです。
その右隣を見ると白い建物がいくつか並んでいますが、建設予定となっている建物もいくつかあります(取材当時)
これからどんどん大きくしていくことを楽しそうに話されている担当者の方は自信にあふれていましたが、それもそのはず。マーキュロップのお水に絶対の信頼があるからなんです。
富士山といえば、さまざまな時代の噴火を経て今の形になったことはみなさんもご存じだと思います。工場を建築する前にこうした土質を調べるためにボーリング調査をしっかりと行っています。
私たちの飲む水は、このような土のフィルターで長い年月をかけて自然的にろ過されるんですね。
そしてマーキュロップ「富士山の天然水」といえば、モンドセレクション金賞とiTQi 優秀味覚賞三ツ星を受けているお水でもあるのです。
こちらの工場ではそのメダルを見られました。
モンドセレクションは各社CMでもよく耳にすることがあるのでなじみ深いと思いますが、iTQi 優秀味覚賞はブリュッセルに本部を置く国際味覚審査機構が、優れた製品に与える賞なんです。
こうした国際機関からも認められた品質であることがわかります。
思ったよりもシンプルな工場
さて、いよいよお待ちかね!
ここからは工場の内部見学についてリポートします。
写真は2階部分から見た工場の一部です。
イメージとしては右手前から空になったボトルが流れてきて検品作業を行い、採水した水を入れ終わると左奥から右奥に流れて出荷される、というものです。
右手前の1番のアームでお客さんから回収したボトルとケースを分け、2番で機械的にキャップを抜きます。
ほとんどの作業が機械化されているため、正確かつ清潔に作業を行えるんですね。
そうは言ってもすべての作業を機械が行うわけではありません。
どうしても人が入らなければいけない工程もあります。それは機械では判別することのできない汚れやにおいがないかどうか。
こちらの写真ではボトルを洗浄する前に、人の鼻でにおいがついていないか、ということや光(写真左側)を使って、細かな汚れや異物が入っていないかどうかを調べています。
マーキュロップでは人の目によるしっかりとした目視検査を行うことに力を入れており、どんなささいな問題でもチェックできる体制が作られています。
こうした人の目によるダブルチェックが安全をしっかりと守っているんですね。
人の目と鼻でチェックが終わったボトルは第1洗浄機によって洗浄された後、クリーンルーム内へと運ばれます。
クリーンルームに入ると、写真の装置で再び洗浄が行われ、その直後すぐさま新しいお水とキャップが装着されます。
クリーンルーム内で洗浄、水の充塡(じゅうてん)、キャップ封入を行うため、ホコリ一つ入れさせない徹底した製品管理を行っていることがよくわかりますね。
ちなみにこのお水ですが、原水処理室というところで加熱殺菌が行われています。
富士山の天然水だから安全なのでは?と思ってしまうかもしれませんが、くみ上げた状態でも安全な水をさらに安全性の高いものにするため、加熱による殺菌を行っているそうです。
加熱処理は瞬間的に行われるため、味が損なわれることはありません。
水の味と安全を徹底追求したからこそできる処理なんですね。
クリーンルームを出たボトルはシュリンカーと呼ばれる工程でシュリンクフィルムを装着します。
シュリンクフィルムはさらにホコリを寄せ付けないようにするためのフィルムですが、工場を出てから家に届けられるまでの間でも品質を徹底して守ることを忘れない姿勢が、ここでも垣間見られますね。
水はこの後、先ほどのアームロボットで仕分けされた後、出荷場へと向かいます。
工場のまわりにあったステキなモノたち
今度は工場を出て、敷地内を見学させてもらいました。
最初に見せていただいたのは工場の敷地内にある井戸。
現在は工場内の生活用水を支えるために使用されている井戸ですが、昔からあったものを改装して作られたと伺っていました。
工場の外で、富士山の天然水を飲めました!
蛇口をひねると天然水が出てくるなんていかにもぜいたくですよね。
森の木々を眺めながらいただく天然水は、身も心もリフレッシュさせてくれます。
おいしい水を頂いた後は、今後新たに施設が増設される敷地内を散策しました。
本当に自然が豊かな場所で、写真にあるような針葉樹が次々と育つような環境で、自分たちのいる場所が人の生活圏から離れた空気と水と土でできたところなんだと再認識させられました。
工場の方がこの針葉樹の赤ちゃんのように、まだまだ水の可能性は広がっていくのでこれからが楽しみ、というようなことを話されていたのが、とても印象的でした。
工場見学を終えて
ほうとう鍋といえば、一般的にはみそを使っていることが多いと思いますが、山々で育った豊潤な食材と、おいしい水があるからこそできた料理なのかもしれませんね!
編集部一同、満腹感で満足した後、東京に向け車を走らせ、今回の取材は終わりを迎えました。
今回の工場見学をさせていただいたマーキュロップの皆さま、本当にありがとうございました!
この記事は、ウォーターサーバー研究所が作成しています。
ウォーターサーバー研究所 ヲタッキーKAI
ウォーターサーバー研究所の文字書き、カメラ使い担当
アキバカルチャーを皮切りにサブカルに関して無駄に知識をつけた編集部のオタク筆頭で
休日はカメラを持って出歩くか、アニメを見てるかの生活を送っている
ちなみにお酒も大好きなようである