amadana スタンダードサーバー
この記事は「ウォーターサーバー」に関して家電の専門家に監修協力をして頂いております。
家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード) 大岩俊之
家電コンサルタントとして「家電の購入」アドバイスや、「家電の賢い買い方」のアドバイスなどに加え、「家電の達人」として、メーテレ、東海テレビなどに、複数回テレビ出演した経験を持つ。家電製品アドバイザー・スマートマスター・フォトマスター検定などの試験対策講座なども手がける。
プレミアムウォーターから、amadanaによるデザインサーバー第2弾が登場しました。
第1弾は今までに無いサーバーデザインが特徴でしたが、第2弾で大きく変わったポイントはこの4つです。
- ・スリムなボディ
- ・チャイルドロック
- ・タンク容量
- ・レンタル料金
変更されたポイントとあわせて、プレミアムウォーター・amadanaスタンダードサーバーを徹底解剖していきます!
amadanaスタンダードサーバーの特徴
amadanaスタンダードサーバー、まずはそのデザインの特徴を見てみましょう。
amadanaって?
前回に引き続きプレミアムウォーターがコラボしたamadana(アマダナ)は、ライフスタイルそのものを提案するエレクトロニクスブランドです。いわゆるデザイン家電に収まらず、家電が生活に潤いを与えてくれるような、さまざまな家電をデザインしている会社です。
amadana(アマダナ)というネーミングの由来は、江戸時代に漆問屋が集まっていた界隈を「尼店(アマダナ)」と呼んでたことから取ったとのこと。「漆」はライフスタイルとデザインとテクノロジーの象徴とされているので、まさにブランドの信念にふさわしい名前ですね。
その信念をエレクトロニクス製品として表現し、世界に発信しているamadana。今回のコラボもその活動の一つといえるでしょう。
デザイン・サイズについて
サーバーのカラーは「ブラック・ホワイト・ブラウン」の3色です。
全体の色を単色にせず、同じトーンでまとめてコントラストをつけることで、圧迫感のないコンパクトなデザインに仕上げています。
実際のサイズも小さく、A4サイズの幅さえあれば設置が可能です。リビングのちょっとした隙間に置けますから、置き場所のバリエーションがぐっと増えます。
受け皿をまるごと取り外せるので、簡単に水洗いできます。拭くだけじゃ衛生面が心配という方は、これなら安心です。
また付属のボトルカバーは半透明のデザインになっているので、お水の残量がひと目でわかるのもポイントです。
給水口の高さは、私(167cm)が利用して少し屈む程度の、苦にならない高さでした。
こだわりのチャイルドロック
温水・冷水共に、ボタンを押しながらレバーを押すことで利用ができます。
もちろん、子どもを事故から守るためのチャイルドロックも完備しています。
温水スライドロック
上の写真の、赤丸の部分をご覧ください。ツマミ部分をスライドさせることで、温水が出なくなる、「温水スライドロック」を採用。温水スライドロックを外さないことには、ボタン部分を押せません。
要するにツマミ部分、ボタン、レバー、と3段階の複雑な操作をしないとお湯が出ないので、間違えてお子さんがお湯を出してしまうのを防げます。
脱着式コックカバー
事故やいたずらを防止するための、カバーもついていました。
カバーを着用することで、完全に給水口が見えなくなり、お子さんが興味をもたないようにするのが目的です。吸水部分が完全に隠れ、触って遊べないため安心できます。
amadana第1弾との4つの違い
今回のamadanaによるデザインサーバーはシリーズ第2弾です。
第1弾も好評でしたが、今回はどのような点が変わったのでしょうか。
大きく変わった点を比べてみましょう。
1.デザイン
第1弾は、これまでのウォーターサーバーにはないサーバーデザインでした。一番のポイントは、木製の専用の台に乗せてあるという所で、そのデザイン性が人気でした。
しかし台にのせるというのは不安定さがあり、お子さんがいらっしゃる家庭ではなかなか利用しづらかったのではないかと思います。
その点第2弾は安定性があり、家庭でも使いやすいデザインになっています。
またサイズも第一弾では木の台が幅を取っていたのですが、今回はA4サイズに収まる程スリムになっているので、圧迫感を与えません。
2.チャイルドロック
前章でも説明しましたが、温水スライドロックと脱着式コックカバーが新たに追加されました。
第1弾には温水のみが、ボタンを押しながらレバーを押さないと、お湯が出ないような仕組み(コックチャイルドロック)になっていました。
それが第2弾では温水冷水どちらもコックチャイルドロックが採用され、更に厳重なチャイルドロックに。デザインと合わせて、より子どものいる家庭で利用しやすくなったといえるでしょう。
3.タンク容量
第1弾では専用の台に乗せていたことも有り、タンク内容量が少なかったのですが、第2弾でその容量はかなり大きくなりました。
タンク |
第1弾 |
第2弾 |
---|---|---|
冷水タンク | 1.2L | 2.2L |
温水タンク |
0.9L | 2.0L |
注目したいのは、温水タンクの容量が2倍以上になっていることです。
常にタンク内の水は温められているので、沢山のお湯を使っても温度があまり下がること無く、利用できます。
4.レンタル料金
利用していく上で気になるレンタル料金ですが、 第1弾は月額1,000円だったのが、 第2弾では無料となっています。
毎月発生する金額ですので、長く利用したい人はサーバーを選ぶ際に参考にしたいポイントです。
気になったポイント
第1弾にはサーバー内部に温水を循環させることで、雑菌の繁殖を防いで衛生的に利用できるようにする、加熱クリーンシステムが搭載されていましたが、第2弾ではその機能もなくなっていました。
もちろん、温水と冷水の温度を一定に保つことで、細菌が繁殖しにくい状態を維持しているのですが、衛生面が気になるという方にとっては、加熱クリーンシステムは搭載されていたほうがよかったかもしれませんね。
また、注ぎ口が低めの位置にあり腰をかがめる必要があるため、人によっては体制がきついかもしれないと思いました。椅子に座ったままの方が注ぎやすいので、テーブル横などに設置するとよいかもしれません。
amadanaスタンダードサーバーを使用してみて
ナチュラルな色味のサーバーなので、家電っぽさは全然感じませんでした。また前回のデザインも良かったのですが、今回はよりウォーターサーバーらしさを感じるデザインなので、おしゃれなデザインがいいけれどあまり突飛じゃないものがいいな、と思う私にとっては、ぴったりなデザインでした。
また給水口の両側が広く開いているので、たとえば料理にも使いたいという人は、鍋への給水が簡単にできるなど、使用用途が幅広いことも高ポイントになるでしょう。
amadanaスタンダードサーバー画像一覧
※クリックで拡大できます
amadanaスタンダードサーバーの仕様
カラー | ホワイト、ブラック、ブラウン | |
---|---|---|
サイズ | 高さ:1,326mm × 幅:270mm × 奥行:330mm(ボトルカバー・トレー含) | |
重量 | 17.8kg | |
水温・湯温 | 冷水:約6℃ 温水:約87℃ | |
タンク容量 | 冷水タンク:2.2L/ 温水タンク:2.0L ※冷水タンクの内、冷水エリアの容量は約1.2Lとなります |
|
1ヶ月の電気代 | 1,060円※想定 | |
機能 | チャイルドロック | ◯※冷温水 |
温水スライドロック | ◯ | |
コックカバー | ◯ | |
温度過昇保護装置(バイメタル) | ◯ |
【プレミアムウォーター】
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