ピュアハワイアン・スタンダードサーバー
ハワイオアフ島に降り注いだ雨がゆっくりとろ過され、地下200mに蓄えられたハワイのお水を、ご自宅で楽しめるピュアハワイアンウォーター。
2種類あるサーバーの内の一つ「スタンダードサーバー」の特徴は3つあります。
- ・デザイン
- ・チャイルドロック
- ・災害時の利用
これらのポイントを中心に、スタンダードサーバーを徹底解剖していきます。※現在はデザイン・仕様が変更になっています。
基本スペック
特徴を見る前に基本的なスペックを確認しましょう。
温水の温度は約85℃、冷水の温度は約5℃で、写真の通りランプが点灯していれば利用することができます。
同じピュアハワイアンウォーターから出ているエコサーバーでは、エコモード中やその後の時間帯に一時的に温水の温度が変化することがありますが、こちらのサーバーではそういったことはありません。いつでも設定温度で利用できるので、気付かずにぬるま湯でお茶を淹れてしまった……ということは無さそうです。
サーバーのサイズはエコサーバーよりもコンパクトで、横幅30cm、奥行き31cmとなっています。背面は壁から15cm程離して設置する必要があるので、奥行きはだいたい46cm程度必要になると考えておきましょう。また、ボトルの追加注文は12Lは2本、8Lは3本となるので、追加注文分を置いておくスペースも必要になります。
ボトルカバーはついていませんが、ボトルデザインが良く、カラフルなラベルが白いボディに映えます。
ボトル差し込み口の高さは、97cm程度。女性やご年配の方では12Lボトルを持ち上げるのは大変なので、8Lボトルも検討してみるといいかもしれません。
サーバーは月額レンタル料無料です。
2年に一度、無償の定期メンテナンスがあり、本体まるごと交換してくれることを考えると、レンタル料が発生するのも納得できますね。
また、故意ではないと判断される故障が確認された場合、その修理費も無償となります。
ちなみに、今回紹介しているのは床置型となりますが、同じスペックでサイズだけ小さくなった卓上型もあります。床置ではスペースが確保できない方や、子どもの手が届かない位置にサーバーを置きたいという方にオススメです。
スタンダードサーバーのデザイン
凹凸の少ないデザインなので掃除がしやすく、白さから清潔感を感じるサーバーです。
真四角なので重厚感はありますが、付属しているのが温冷水を出すための蛇口のみで、非常にシンプルなデザインでかなりスッキリしています。
冷水は指一本で水を出せます。直感的に利用できるデザインですね。
水受けは取り外して丸洗いができます。
チャイルドロック
温水蛇口にはチャイルドロック機能がついています。
写真の通り、下側のツマミを上のつまみと一緒にしっかりと握り込み、両方を一緒に下げることで、お湯が出てくる仕組みになっています。
このチャイルドロック機能はオプションで冷水蛇口にも取り付けることができます。温水による火傷だけでなく、冷水のイタズラで床が水浸しになっては困るという方は、利用すると良いでしょう。
災害時の利用
災害時に電気が通らなくなると水が出てこないというサーバーもありますが、スタンダードサーバーでは電力供給が停止しても、常温であれば水が出てくる設計になっています。
そのため、通常であれば災害用に水のボトルを用意しなければなりませんが、ピュアハワイアンウォーターのボトルさえあれば、それを災害用のお水として利用できます。
お水自体もボトル開封前であれば、製造日から1年半の賞味期限となっているので、長い間備蓄しておくことが出来ます。
実際に東日本大震災の時にお水があって安心したという利用者の声もあったようです。
気になったポイント
最近主流となっているスリムサーバーと比べると大きく感じます。また、カラーが白しか無いので、選ぶことができません。
チャイルドロックは指でつまんで持つタイプなので、力の入れようによっては壊れてしまいやすいかもしれません。通常の利用方法でしたら問題はありませんが、例えばお子さんのイタズラで…というようなことは想定できそうです。元気ざかりのお子さんがいらっしゃるご家庭では、使い方に充分気をつけましょう。
スタンダードサーバーを使用してみて
必要最低限な機能だけを揃えたシンプルなサーバーです。
様々な機能がついたサーバーと比べると一件見劣りするように感じますが、ごちゃごちゃと機能がついていても使わなければ意味が無いので、かえって使いやすいという人も多いでしょう。
また、サーバーの水と災害時用の水という感じに兼用して使えるので、ボトルと備蓄水の二箇所の置き場を確保しなくても済むというのは嬉しいポイントですね。
【ハワイアンウォーター】
ウォーターサーバー研究所 ケイティ
ウォーターサーバー研究所のライティング担当。
趣味はバンド活動とスポーツ観戦。アクアアドバイザーの資格を有しており、水に関してはちょっとうるさいところがある。