Smartプラスを徹底解剖!
天然水のウォーターサーバーとして、2016年度売り上げNo.1(※天然水宅配市場における2016年度ブランド別売上。TPCマーケットリサーチ調べ)のコスモウォーターが、2017年3月29日にサーバーをリニューアルしました。
大きく変わったポイントはこの4つです。
- ・グッドデザイン賞獲得
- ・チャイルドロック
- ・静音設計
- ・クリーンシステム
これらに注目しながら、コスモウォーター・Smartプラスを徹底解剖していきます!
Smartプラスのサイズ・操作感は?
注ぎ口には赤と青のレバーとボタンがあり、感覚的にレバー・ボタンを押すことで水を出せることがわかります。
他のボタンはエコモードで使うボタンしか無いので、ごちゃごちゃとしていなく、わかりやすくとてもシンプルです。
サーバーは、水のボトルが表には見えず、部屋の景観を損ねないスッキリとしたシンプルなシルエット。サイズもA4用紙の幅さえあれば設置が可能で、大きすぎず圧迫感がないのもいいと思いました。
以前はツートンカラーでしたが、現在はワントーンで統一され、「ホワイト・ピンク・ブラック・ウッド」の4種類から選べます。
(ウッドカラーのみ、限定カラー料金2200円が発生します)
以前のサーバーと比べて大きさや、水の注ぎ口の高さについては変更がないので、水を注ぐ時は私の身長(167cm)で少し屈(かが)む感じになります。
グッドデザイン受賞の洗礼されたデザイン
Smartプラスは、GOOD DESIFN AWARD2017(グッドデザイン賞)生活家電カテゴリーを受賞しました。
評価されたのは、ボトルをサーバーの下部に設置するという部分と、安全性の高いチャイルドロックです。
サーバー下部に設置したボトル
デザインの中でとくに優秀なポイントとして評価されたのが、サーバー下部に設置するボトルです。
ボトルを持ち上げずに利用できるので、力の弱い女性やシニアの方に配慮したデザインとなっています。
12Lの水を、肩ぐらいまで持ち上げるのは相当の労力が必要です。この仕様はユーザーにとってとてもありがたいものですよね。
上の写真のように、水ボトルは専用のバケツに入れて本体下部にスライドして差し込みます。
専用のバケツに入れる時はバケツを倒し、ボトルをスライドしてバケツ内に入れられるので、わざわざボトルを持ち上げてセットしなくてもいいのが、うれしいポイントです。
使い終わったボトルは小さく畳んで資源ごみとして出せるので、場所を取りません。
新しいチャイルドロック
一番大きく変わったポイントは、チャイルドロックです。
給水口についているツマミを左・右・真ん中に合わせることで、3つのモードに切り替えられます。
一番左(上の写真)はフリーモードです。レバーを押すだけで冷温水が出る状態なので、片手で水を注ぎたい場合は常時このモードにしておくと手間がなくていいですよ。
真ん中が簡易チャイルドロックモード。ボタン部分を押しながらレバーを押すことで水が出ます。一般的なチャイルドロック方式と同じですね。
最後、一番右側が完全チャイルドロックモードです。このモードでは、ボタンを押してもレバーを押しても水は出てきません。
また写真のようにツマミ部分を外せます。これなら、ツマミがなんらかの拍子で動いてチャイルドロックを解除してしまう心配もなく、安心です。
ツマミ部分はサーバーの右上の溝に入れておけます。
このチャイルドロックの機能は温水にも冷水にもついているので、イタズラ盛のお子さんがいるご家庭では、とくに重宝するのではないでしょうか。
Smartプラスこだわりの機能面
Smartプラスは操作性だけではなく、機能面にもこだわっています。
それでは4つのうれしい機能を見てみましょう。
うれしい静音設計&エコモード
従来のコスモウォーターのサーバーは、時折口コミでサーバーの音が大きいという声がありました。
ボトルが足元にあるのはうれしい仕様ですが、水をくみ上げて給水口から出すため、組み上げる際の音が気になるというものです。
しかしコスモウォーター・Smartプラスでは静音設計により、騒音レベルを30%ダウンすることに成功。
実際に使ってみた感想としても、日常的な使用としてはまったく気にならないレベルでした。
エコモードは写真の赤丸部分のボタンを押すことで利用できます。
お出掛けや寝ている間等、ウォーターサーバーを使わない時にこのモードにしておくことで、お湯を温めるヒーターの動きを止めてくれます。それにより、消費電力を最大60%カットできます。
1日にエコモードを2回利用した場合の消費電力は474円/月です。
電気ポットを毎日1回沸騰させ、10時間保温して利用していると、486円/月となるので、電気ポットよりも電気代が安いことがわかりますね。
2つのクリーンシステム
サーバーには常にきれいなお水を提供できるように2つのクリーンシステムが搭載されています。
1つがタンク内に入る空気を清潔に保つ「クリーンエア」です。タンク内に入ってくる空気中に含まれている雑菌などを防ぎ、タンク内の空気を常に保ちます。
もう1つがクリーンサイクル。熱水を循環させることによって雑菌の繁殖を防ぎ、サーバー内をきれいな状態に保ちます。
この2つの内、クリーンサイクルはSmartプラスに新たに搭載された機能となります。
くみたてのお水を48時間以内に出荷したり、できるだけ早く届けるために最寄りの採水地から直送したりと、お水の新鮮さにこだわるコスモウォーター。だからこそサーバーにもさらにこだわって、最後の一滴まで新鮮なお水を届けたいという気持ちが伝わってきますね。
気になったポイント
以前のサーバーを利用している場合、2年以内の交換だと5400円を支払う必要があるというのが、まず気になりました。
2017年3月29日以前に契約したばかり、という人は少々腑に落ちない点かもしれません。
また今回大きく変わったチャイルドロックの仕様ですが、ツマミ(鍵)の紛失にはとくに気をつけなくてはなりません。
紛失してしまうと、水が飲めなくなってしまうので、きちんと所定の場所に入れることを徹底する必要があるでしょう。
Smartプラスを使用してみて
以前のサーバーから一新したSmartプラス。実は届いた瞬間、見た目として大きく変わったという感じはあまりしませんでした。
しかし実際は追加された機能が多く、とくに静音設計などは利用者からの口コミなどを参考に企業努力で作られたものなのだと感じます。
ユーザーを選ばないデザインなので、長く利用するにあたり、どんなシーンにも合うというのは大きな魅力だと思います。
【コスモウォーター】
ウォーターサーバー研究所 ケイティ
ウォーターサーバー研究所のライティング担当。
趣味はバンド活動とスポーツ観戦。アクアアドバイザーの資格を有しており、水に関してはちょっとうるさいところがある。